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OpenLog互換機の基板設計 その2

2013/1/21にOpenLog互換機のプリント基板の設計データを完成させました。
中国シンセンのSeeed社のFusionPCBサービスで製造します。

この数日の間、FusionPCBサービスの内容が変わり、Webに設計データをアップロードするとSeeed社を経由せずに直接、PCB製造業者に届くようです。
今まで表示されなかった製造途中の詳細なログがWebから見れるように改善されてました。

RT168_130131A.PNG

Status History & Comments

Date Order Status Comments
01/21/2013 Confirmed
01/21/2013 Confirmed PayPal status: Completed @ XX:XX:XX Jan 20, 2013 PST
Trans ID:8MXXXXXXDXXXXXXS
Amount: 13.86 USD
01/21/2013 PCB Confirmed This order has PCB item(s)
01/21/2013 PCB Processing PCB File:D69XXX_Open_LOG_RevA.zip is now waiting for file examination.
01/21/2013 PCB Processing PCB File:D69XXX_Open_LOG_RevA.zip passed file examination.
01/21/2013 In production D69XXX_Open_LOG_RevA is starting producing.
01/23/2013 In production D69XXX_Open_LOG_RevA is coming back from production workshop.
01/24/2013 Shipped
01/27/2013 Traceable

RT168_130131.PNG
到着が楽しみです。

OpenLog互換機の基板設計 その1

OpenLogはオープンソースの小型ロガーで、データの保存には最大16GBまでのマイクロSDカードを利用できます。電源ONすると同時に書込み開始でき、57600bpsのバースト書込でも書き損じしないそうです。制御マイコンはATMega328Pを搭載し、3.3Vで動作します。

OpenLogはスイッチサイエンスで2,495円で販売されています。
http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=389

今回、OpenLog互換機のプリント基板の設計を検討しています。先行情報をGoogleで検索してみたところ、ina111さんがInalogという互換機を試作している情報が1点ヒットしました。inalogに引き続き、私もOpenLogの互換機の基板設計を検討します。

1/19の開始時点では、回路図入力は部品ライブラリの調達から始めて3時間弱、レイアウトは30分程度の作業で、まずは部品の配置や配線性を検討しました。

1/21の時点では、プリント基板の製造委託先の中国シンセンのSeeed社のFusionPCBでキャンペーンをしていたので、もう1時間程度作業をして完成とし、キャンペーンの締め切りに間に合わせました。キャンペーンの内容は次回の注文時にUS10$のディスカウントです。

回路図(2013/1/21完成バージョン)
工夫(悩んだ?)点1: 3.3Vの電源レギュレータの搭載の有無を選択できるようにジャンパを設けた。
工夫(悩んだ?)点2: microsdのスロットのCD検出信号の接続を選択にし、後から実物に合わせる。 
00009.png

基板レイアウト(2013/1/21完成バージョン 基板サイズ X:26mm x Y:50mmに部品配置)
00008.png


さて、中国が春節(2月9日~15日)に入るまでにプリント基板の製造がおわるかな?


参考にしたホームページ
sparkfun OpenLog販売ページ
https://www.sparkfun.com/products/9530

ina111さんのオープンソースロガーOpenLogの互換品作ってみた その2 作り方
http://www.ina111.org/archives/572

Arduino UNOのブートローダーの書き込み

Arduino UNOのブートローダーをブランク(新品)のATMEGA328Pに書き込む手順のメモ

Atmel Studio 6 SP2環境で、AVR純正のAVRISPmkIIを使って、Arduino UNO R3に差し込んだブランクのATMEGA328Pにブートローダーを書き込みます。

(注意) UNO R3に電源を供給することを忘れたり、ブートローダーの書き込み、ヒューズビットの設定の書き込み、ロックビットの設定の書き込みの順番で行わないと、はまります。


用意する物
秋月電子 AVRISP インシステムプログラマ AVRISPmkII 1個 3,000円
秋月電子 AVRマイコン ATMEGA328P-AU 必要な数量 @250円
ストロベリーリナックスなど Arduino UNO 1個
秋月電子 6VぐらいのACアダプタ 1個

ブートローダーの書き込み環境(Atmel Studio 6 SP2)
00073.png

書き込み手順
1) 準備
Arduino UNO R3のATMEGA328Pをブランク品に差し替えます。
AVRISPmkIIをArduino UNO R3のISP端子に接続し、6V程度のACアダプタをUNO R3に接続します。AVRISPmkIIとパソコンをUSBケーブルで接続します。
Atmel Studio 6 SP2を立ち上げます。

2) ブートローダー(Memorys)
ブートローダーのイメージを書き込みます。
Arduinoの開発環境を展開したフォルダの
「\bootloaders\optiboot\optiboot_atmega328.hex」を指定してProgramします。
00070.png

3) ヒューズ(Fuses)
ヒューズビットの設定をUNOに合わせます。
具体的には、Fuse RegisterのEXTENDEDを「0xFD」、HIGHを「0xD6」、LOWを「0xFF」とし、Programします。
00071.png

4) ロックビット(Lock bits)
ロックビットの設定をUNOに合わせます。
具体的には、Lock bits RegisterのLOCK BITSを「0xCF」とし、Programします。
00072.png

5) 確認
AVRISPmkIIを取り外し、UNO R3単体でArudinoのスケッチが書き込めるかを確認します。


参考にしたホームページ
Arduino/Arduino UNOとAVRISPmkIIを使用してATmega328P-PUにブートローダを書き込む
http://digilife.bz/wiki/index.php?Arduino%2FArduino%20UNO%E3%81%A8AVRISPmkII%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%A6ATmega328P-PU%E3%81%AB%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%82%80
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