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毒物劇物受験の寄り道 [雑談]

来週、山口県で毒物劇物取扱者を受験します。

山口県の毒物劇物取扱者は300点満点で、合格基準は「総得点が、総合点の60%以上で、かつ、各科目の点数が、満点の30%を下回らない者。」となっています。

法規    100点
基礎化学  50点
品目    100点
実地     50点

総得点で180点以上を狙えばいいので、攻略方法は「法規」で高得点とって、実地で足切りをクリアして、その他はそこそこでしょうか?

さて、寄り道です。「基礎化学」の高校生レベルの復習と「品目」の対策で、有機化学を20年ぶりに復習していたら(息抜きしていたら)、最近は「原子モデルカードゲーム」という学習教材があることがわかりました。
実際に遊んでいる人のブログをみると、結構楽しそうです。
多趣味系ママの日常 http://ameblo.jp/e4maxtsubasa/entry-11081502549.html


原子モデルカードゲーム

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  • 出版社/メーカー: アーテック
  • メディア: おもちゃ&ホビー



収入印紙と消費税 [雑談]

資格試験の試験申請や免許申請でお馴染の「収入印紙」の話です。
収入印紙は普通の個人だと郵便局で購入すると思います。

無線従事者の免許申請の場合、1750円分なので1000円、500円、200円、50円の4枚。
50円だけは窓口になく奥から郵便局長が出すことあり。

電気通信主任技術者の場合、1700円分で1000円、500円、200円の3枚ですみます。

技術士二次試験の合格後の登録では、30000円分が必要で、
郵便局の在庫があれば30000円の1枚ですみます。

収入印紙は郵便局以外でも購入できます。法律「印紙をもつてする歳入金納付に関する法律第三条」に挙げられた「郵便局、郵便切手類販売所又は印紙売りさばき所」の3か所が正式となります。
身近なコンビニも「郵便切手類販売所又は印紙売りさばき所」に該当しますが、200円の印紙しか見たことがありません。

さて、本題です。常に収入印紙を購入している資格ゲッターの皆さんであれば、安く購入するために金券ショップが頭に浮かぶと思います。金券ショップの店頭にいくと収入印紙の販売金額が額面の99%でがっかり。
額面が1000円だと990円の販売価格で10円しか得になりません。金券ショップで偽物をつかまされるリスクを考えると10円だったら郵便局で購入するのが大人の判断です。
県の収入証紙であれば、販売窓口や販売時間の都合で購入のメリットがあるかなと思いましたが、「うちは県証紙は扱っていません」というショップばっかりです。きっと金券ショップの利幅が少ない商品なのでしょう。

国の「収入印紙」に話を戻して、金券ショップで99%の額面でもなぜ扱っているか?の疑問点は消費税の課税にたどり着きました。

「郵便局、郵便切手類販売所又は印紙売りさばき所」で販売する収入印紙は「消費税が非課税」。
その他の金券ショップで販売する収入印紙は「消費税が課税」。

金券ショップ側としては5%の消費税が課税されているので利幅が薄いことになります。
例えば、990円で販売されている1000円の収入印紙は、約48円の消費税が課税されます。

しかし、この課税のルールを逆手にとって、消費税をたくさん納めている建設業や不動産業などの業者は節税が可能です。
「消費税の課税事業者であり、本則課税を採用している事業者」であれば、消費税分が節税できます。本則課税は、「売上にかかる消費税」から「仕入れにかかる消費税」を差し引いた残りを税務署に納付することができます。つまり、990円で購入しても、その5%の内税の48円の消費税分が値引きされたようなものです。つまり額面の6%引きの942円で購入できたことになります。

今回は「金券ショップで収入印紙がなぜ99%と高い」という疑問が発端でしたが、世の中の仕組みがわかり、とても勉強になりました。今後、消費税が10%に上がると、金券ショップを利用する事業者がますます増えることでしょう。でも買い取り価格が今より5%下がるから、金券ショップに流通する量が減りますね。

本blogの参考ホームページ(詳細が記述されております。)
収入印紙に消費税がかかるの? → それを逆手に節税しましょう!
http://www.eonet.ne.jp/~abs/zei_001.html


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